赤澤朝陽の歴史

宮大工 (内陣師)として家業を興し、仏壇・仏具を美術工芸の域にまで昇華させた赤澤朝陽。
創業210年を越え、新規事業への挑戦も。

1805-

江戸時代 - 日光東照宮修復工事の責任者として、江戸に移り住む

赤澤朝陽の歴史は、室町時代まで遡ります。京都の宮大工(内陣師)として家業を興し営み、仏像彫刻や、建築に携わっておりました。1805年に、日光東照宮の修復工事のために御用大仏師として江戸に移り、以来技術一本で家業を継いで参りました。

1805年
日光東照宮の修復工事責任者に任命され、江戸に移る。幕府より屋敷を賜り、帯刀を許されて技術を磨く。

1924-1951

先々代・赤澤朝次郎 - 高村光雲・山崎朝雲に学び、仏壇仏具を美術工芸の域に高める

赤澤朝次郎は、「東京美術学校(現・東京芸術大学)」を卒業後、彫刻家の高村光雲と山崎朝雲に師事しておりました。朝次郎は、彫刻家としての優れた感性から、仏壇・仏具を美術工芸の域まで昇華させました。

1924年
中央区京橋から、台東区高原町(現:田原町)に移転。
1941年
個人商店を会社組織に変更。有限会社三宝洞赤澤朝陽仏具店として発足(昭和16年12月12日登記)。
1951年
正式な依頼により創価学会礼拝室用の厨子を制作する。
1951年4月20日
「聖教新聞」創刊号より広告を掲載。以後、今日まで広告掲載を継続中。

1952-2012

先々代・赤澤猛、先代・柴田幹男 - 現在の創価学会の仏壇スタイルを構築する

朝次郎の技術を継承した先々代の赤澤猛と先代の柴田幹男が、今日の『創価学会の仏壇スタイル』を構築。仏壇の電動化にも取り組み始め、1985年には、会館用厨子で初となる電動式扉を完成させました。1979年からは、アジア圏を皮切りに各国へ海外展開も開始します。

1952年11月
株式会社に組織変更する。
代表取締役に赤澤猛が就任。
1975年3月
新社屋完成
朝暘記念館、結婚式場がオープン
1979年
アジア各国を皮切りに、海外輸出業務を開始。
1983年4月
資本金80,000,000円に増資。
1984年
SGI(海外)礼拝室に厨子の納品を開始。
1985年
礼拝室用厨子で初となる電動式扉を完成。
1991年
三色グッズの販売開始。
1996年7月
代表取締役に柴田幹男が就任。
2003年
長野塩尻工場 稼動(入谷工場から移転)
2005年
創業200年を迎える。
コーポレートサイトをオープン。
2007年
創価大学より「インターンシップ希望学生」の受入れを開始。
2009年
インターネット販売サイト『赤澤朝陽オンラインショップ』をオープン。
2010年
業界最長の『安心・5年保証』を発表。
『あかちょう・ECOプロジェクト』を始動。
業界に先駆けてECOへの取組みを開始。
「ブライダル・レンタルサービス」新業務開始。
2011年
マスコットキャラクター完成。
ヤマト家財便と業務提携を開始し、お仏壇を全国各地へスピーディーに、また安全にお届けする体制が整う。
通信販売『赤澤朝陽・楽天市場店』をオープン。
2012年
海外用インターネット販売『Butsudan-SGI.com』をオープン。
公式Facebookを開設。
海外用Facebookを開設。

2013-現在

日本の伝統技術をさらに世界へ展開。

海外需要が急拡大し、30カ国以上に仏壇仏具を供給(2019年現在)。2018年には新規プロジェクトの「a1805」を発足。異業種とも連携しながら、新たなサービスやハイブリッド製品の開発にも取り組んでいます。

2013年11月
広宣流布大誓堂に納品。
2013年12月
ミラノ池田平和文化会館に納品。
2014年2月
シンガポール平和会館に納品。
2014年9月
マニラ国際平和会館に納品。
2015年7月
代表取締役に柴田伸城が就任。
2015年9月
フランクフルト池田平和文化会館に納品。
2015年11月
新メキシコ文化会館に納品。
2015年12月
ペナン文化会館に納品。
2016年3月
トーゴ平和会館に納品。
2016年8月
アルゼンチン女性会館に納品。
2016年11月
SGIアジア文化教育センター(マレーシア)に納品。
2017年10月
台湾花蓮文化会館。
2018年1月
浅草本店が2階へ移転しリニューアルオープン。
2018年2月
アルゼンチン青年会館に納品。
2018年8月
台湾屏東文化会館に納品。
2018年
新規プロジェクト「a1805」がスタート。
仏壇仏具の技術を活かして生活雑貨に展開。
2019年1月
a1805でフランスのメゾンエオブジェに初出展。
伝統技術に注目が集まる。
2019年7月
コーポレートサイトのリニューアルオープン。
2019年8月
インド創価菩提樹園、BSG(インド創価学会)新本部に納品。